具体的にあるべき姿を考える感覚をインストールしよう(第4弾)

第8回あるべき姿をデザインする勉強会のダイジェスト



第8回は、”あるべき姿を考える感覚をインストールしよう!”の第4弾。なかなか前へ進まなかったありたい場の創造に進みました。

今回のような一連の検討の中では、なかなか思った方向にアイデアや思考が向かないことがほとんどです。
このような時、今までの話を踏まえて、どう問いかけによって切り替えをするかがポイントです。
前回でも述べたように、「そもそも〜って何?」、「どんな研修の場だったら行きたくなる?」などの実体験を踏まえた問いかけや、経験や感情を伴う実体験を感じさせる問いかけも検討が深まる要素となります。

また、なかなか確信的なキーワードや要素、アイデアが出ない時は、全然関係がないところから、急に結びついてアイデアになることがあります。今回のケースでは、NEXTの別講座「総務はどうあるべきを考える会」での議論において、『会社を健康にする総務の役割』で出てきた内容が結びつきました。このように、一旦、検討が滞った場合は、一度離れ、他のことをしたり、また、全く別の本や違う分野の学習をすることで大きな気づきになることが多々あります。

さて今回は、別の勉強会から出てきた要素「個人の内からホルモンやドーパミンを出す場」を取り上げ、研修所での場に必要な要素として検討を深めることに。前々回と同様に、具体的ニーズから、高い抽象度へ上げ、具体的な機能や手法に落としていきます。
これらの検討により、新たに場に必要となる要素やその手段が多数見えてきました。
ここ2〜3回の検討で、あるべき姿を考えるとは、右往左往検討を重ねながら進めていくことを感じました。

このように、戦略的な研修所を展開する ”ありたい場” を考えるにおいては、どの粒度で成長する場をどのように定義づけし、最終的に課題をどう再定義していくかが重要となります。
右図にある通り、場を単なる場所と考えるのか、その醸し出す空間と捉えるのか、また感情を踏まえた雰囲気なのか、またはそこで展開されるストーリーなのかなど、立地や目指すべき姿を見据えながら、どのポイントで行うのか、会社とアライメントすることが重要となります。

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