具体的にあるべき姿を考える感覚をインストールしよう(第2弾)

第6回あるべき姿をデザインする勉強会のダイジェスト(2/6)


第6回は、”あるべき姿を考える感覚をインストールしょう!”第2弾ということで、ありたい人材像についてあれこれ考えました。

この研修所がきっかけとして、
数多くの素晴らしいと言われる人材を輩出するためには、前回のワークした ”ありたい人材” を踏まえ、
さらに検討を深め、本当に必要な人材像を描いていく必要があります。
まずは、どんな人材が必要とされているのか、
新しい視点から考えたり、これまでの人材像をずらしたりしながら、本当のありたい人材像にさらに迫っていかなければなりません。

前回は、第1弾として、まずは ”グローバル” という要素を取り上げ、 ”グローバル” という言葉から本当に意味するところから深掘りしました。
結果、グローバルからは、一般的に考えられる世界に対応できる人材という意味だけでなく、文化や人種、さらには国内においても、世代や考え方の違いを超えて適応できる人材という意見も出てきたところです。
その上でありたい人物像に必要な要素や機能、そしてその手法について掘り下げていきました。

このように、具体的なニーズから、一度上位の目的に俯瞰してみてから、その後、分析的に抽象度を落としていくことでグローバルという意味するところの新たな定義づけが生まれる可能性が広がります。
これにより、新たな定義づけがされることで、問題自体が再定義され、新たな切り口や目的にもつながります。

また、以前のブレストに戻り、再度議論することも有効です。答えは、付箋の中だけにあるものではありません。これまでの付箋にはない第三のアイデアも既存の付箋を通して浮かび上がることもあり、これが気付きや洞察(インサイト)のきっかけとなります。
右図は ”グローバル” を導いた以前のワークを並び替えたものです。グローバル人材を問いかけ直すことで、既存の意味でのグローバルの必要要素や、これまでグローバルが意味する以外の本当の要素が浮かび上がることもあり、思考を右往左往させることがとても重要となります。

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